古代のギリシャやエジプトでは薬として重宝されていた「にんにく」は昔から疲労回復,強壮作用があることが知られています。
にんにくの効能
それではまず、にんにくの効能についてご説明していきます。にんにくである硫化アリル(アリシン)が含まれていることで様々な健康効果が期待されます。
にんにくには疲労回復効果がある

にんにくの香り成分である硫化アリルは体内でビタミンB1と結びつっくと当分をエネルギーに変える働きがあり、疲れやすい時のエネルギー代謝を助けて、疲労感の軽減に役立ちます。また代謝を高めて筋肉の疲れをとるスコルニジンという成分も含まれています。ビタミンB1が豊富な豚肉や大豆と一緒に摂取することで栄養効果が高まります。
にんにくには血圧や血管の健康をサポートする効果も
ニンニクには血管を拡張する「アリシン」や硫化水素が含まれ、血流改善により高血圧の改善,動脈硬化に寄与する可能性があります。
また血圧や脂質,血流関連の指標が改善した報告もあります。
にんにくの抗菌,抗酸化作用
硫化アリル(アリシン)には協力な殺菌作用があり細菌や風邪のウイルスの増殖を抑制してくれます。2016年の研究では、熟成ニンニク抽出物(AGE)の摂取により風邪やインフルエンザの症状緩和や、欠席日数の減少が報告されている。
にんにくの免疫サポート効果
にんにくに含まれるアリシンが体内の免疫細胞(NK細胞など)を活性化し、病原体への抵抗力を高める。特に:生にんにくを熟成させた黒にんにくは、ポリフェノールが約10倍になり、免疫機能向上にさらに期待できる。
にんにくの食べ方
香り成分のアリシンは刻んだり潰したりすることで細胞が壊れると多く発生します。みじん切りや、すりおろして10分ほど置いてから食べると良い。まるごとの場合は縦半分に切って包丁の腹を乗せて手のひらの付け根で強く押しつぶすことで香が強まり栄養効果も高まります。
にんにくを生で食べる
生のにんにくは殺菌作用が高く抗酸化作用や疲労回復に効果がある「アリシン」の栄養を逃さず摂取することが出来ます。すりおろしてドレッシングに混ぜたり、スライスして料理に乗せたりしても良いでしょう。ただ生にんにくは刺激が強いので少量(一片程度)から試すのが良いでしょう。
にんにくを油と合わせる
にんにくをオリーブ油などと合わせて一緒にとることでアリシンの効果が生かしやすくなります。ドレッシングにすると生にんにくも美味しく頂けます。
にんにくを加熱しすぎないことが大事
にんにくの栄養を加熱しすぎるとアリシンを減らしやすいので効果的ににんにくの栄養を摂取したい方は、にんにくを加熱しすぎないように注意して調理の最後に入れるのが良いでしょう。
にんにくの食べ過ぎに注意
殺菌効果,疲労回復に効果が高い「にんにく」ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
にんにくを食べすぎると・・
●胃腸への刺激が強く胃が焼けるように感じる,胃痛,腹痛,下痢になりやすい
●空腹時は刺激を受けやすいので避ける
●体臭,口臭が強くなる
●体質によってはめまい,吐き気が出る人もいる
食べ過ぎには注意して生にんにくなら一日一片程度,加熱した場合は一日に2~3片程度を目安に毎日少しずつ食べましょう。また、にんにくを食べてすぎに腹痛や吐き気,蕁麻疹がある場合は食べすぎではなくアレルギーの可能性が高いので、まずは医療機関を受診しましょう。
にんにくの保存方法
栄養価が高く料理にも使用しやすい「にんにく」ですが冷蔵庫に入れていたら、いつのまにかカラカラに干からびていた,カビが生えていた、ということはありませんか?今回は「にんにく」の最適な保存方法をお伝えします。
にんにくを干して保存

にんにくは水気に弱く冷蔵庫に入れておくとカビが生えやすいので、おすすめは日陰に干して保存することです。

網に入れて干すのもオススメですが干す場所がない場合は紙袋に入れて涼しい場所に保存しましょう。
にんにくを刻んでオリーブオイルにいれて保存

我が家の場合は大体にんにくは日本最大級の産直サイト「ポケットマルシェ」
でまとめて購入しています。にんにくを育てている農家さんからの産地直送なのが嬉しいんですよね。そして、ほとんどのにんにくをスライス,みじんぎり,すりおろして熱湯消毒した瓶に入れて保存しています。
瓶は必ず熱湯消毒して、よく乾かし全てのにんにくがオリーブオイルにつかるようにしてくださいね。
出来上がったにんにくのオリーブオイル漬けは必ず冷蔵庫に保存してください。2か月ほど保存できて
使用する際に刻まずに済むので、すぐ使えてとっても便利ですよ。
にんにくしょうゆとして保存

また、にんにくオイルと同じ要領で瓶を煮沸消毒した後の瓶に、にんにくをスライスして瓶に入れ、お好みのしょうゆを注ぐと「にんにく醤油」が出来上がります。一週間ほどつけておくと味がなじみ、まろやかな風味が増します。にんにくが空気に触れていると腐敗しやすいので、にんにくは常に醤油に使っている状態を保ちましょう。
にんにくの食感や風味を楽しみたい方は冷蔵で約1~2か月で使いきりましょう。調味料として使用する場合は、冷蔵庫に保存して半年~1年ほど利用可能です。
にんにく醤油はガーリックステーキ,炒め物,炒飯など様々なお料理に使用できるので常備しておきたいですよね♪
にんにくを乾燥させて保存

にんにくをスライスし乾燥させても長持ちします。天日干しであればザルの上で2日~1週間ほど,
フドドライヤーであれば6時間から12時間程度様子をみながら乾燥させましょう。水分を完全に飛ばすほど長持ちします。
乾燥にんにくを使用する際は水分が多い料理や、スープの場合はそのまま入れても美味しいにんにくが
楽しめますが野菜炒めなど水分があまりない料理などは、まずはにんにくスライス3~6枚に対して
小さじ1ほどの水を入れて15分から20分ほどつけておくと、本来のにんにくの風味が蘇ります。
お好みに合わせて使ってみて下さいね。
また乾燥したにんにくスライスをミルサーなどを細かく砕くと「ガーリックパウダー」としても利用可能です。産地直送などの宅配などで沢山にんにくを購入した場合は是非様々な方法でにんにくを保存して長期間楽しんでくださいね。


