梅干しは古くから「三毒を絶つ」と言われています。その歴史は古く3世紀頃には中国から伝来していました。今では日本の花と言えば「桜」と「菊」ですが昔は花と言えば「梅の花」だったんですよ♪
今回は梅の効能についてまとめてみました♪
梅の効能8選
梅には様々な効能があります。代表的な効能を8つまとめてみました。
1.梅には疲労回復効果がある
梅には豊富なクエン酸やリンゴ酸が含まれます。これら有機酸は糖質の代謝を促進するのでエネルギー変換がスムーズになり、結果疲労回復に役立ちます。
また乳酸が蓄積すると筋肉痛がなかなか治らなかったり、疲労の蓄積に繋がりますがクエン酸には乳酸を対外に排出する効果があるため疲労回復に繋がります。また肩こりや腰痛の緩和にも効果が期待できるんですよ。
2.梅には抗菌・抗ウイルス作用がある
クエン酸は強い抗菌作用がある為最近の増殖を抑えてくれます。食中毒の予防や口臭の改善にも効果があると言われています。お弁当に梅干しを入れるのは理にかなっているんですね。
また梅酢や梅に含まれるポリフェノールはコロナウイルス感染性を98%も減少させることが大阪医科薬科大学の研究で報告されています。
3.梅には美容・アンチエイジング効果がある
梅に含まれるビタミンEやポリフェノールは抗酸化成分が豊富です。これらの成分は、体内の活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぎ、シミやシワの発生を防ぎアンチエイジング効果が期待されます。
また梅干しを加熱することでムメフラールが生成されることで血流を改善し血行促進や生活習慣病の予防にもなるんですよ。
4.梅には整腸作用がある
梅に含まれるクエン酸やカテキンは殺菌作用だけではなく悪玉菌を抑え,植物性乳酸菌やカテキンが腸内環境を整える作用があるので便秘の方にも下痢の方にも効果が期待されます。
5.梅は骨を丈夫にする
意外にも梅にはカルシウムが含まれています。また梅に含まれるクエン酸はカルシウムの吸収を高め骨粗しょう症の予防に繋がります。梅干しには、カルシウムだけでなく、鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。
6.梅のダイエット・脂肪燃焼効果
梅干しを加熱すると「バリニン」や「ムメフラール」が生成されます。バリニンは脂肪燃焼効果があり、脂肪細胞を小さくしてくれる働きが期待されます。
7.梅には血圧・血糖値を安定させる効果がある
梅干しには血圧を上げるホルモン(アンジオテンシンⅡ)の働きを抑制します。また梅干しを加熱すると生成される「ムメフラール」には血液の流動性を高める効果があり、またクエン酸はドロドロの血液をサラサラにする効果があると言われています。
8.梅は夏バテ・食欲不振を予防する
梅干しを見ると反射的に口の中に唾液が広が食欲を増進させる効果があります。また酸っぱい梅干しを食べると自然にご飯が進みますよね。また唾液だけではなく胃液やその他の消化酵素の分泌も高めるので消化吸収も助けてくれます。夏にはピッタリの食材ですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。梅の効能を8選まとめてみました。梅は日本古来から伝わるスーパーフードです。一日一粒を目安に毎日食べたいものですよね。ただ塩分は多い食材なので食べすぎには注意してくださいね。
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