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最近「低糖質ふすまパン」という名をたまに耳にします。
今回は「本当に低糖質なの?」「ふすまパンとは?」そんな今回は、そんな疑問にお答えしたいと思います。
ふすまとは?
上の図は小麦を簡単に描いた断面図です。小麦は大きく3つに分けられます。小麦粉に使用されるのは
小麦のほとんど(約83%以上)を占める胚乳です。小麦粉は主に表皮(小麦ブラン・ふすま)と胚芽を
除いた「胚乳」が使用されています。
小麦ブラン(小麦ふすま)とは、表皮,胚芽のことです。
小麦ブラン(小麦ふすま)とは?
小麦ブラン(小麦ふすま)には第六の栄養素とも言われる「食物繊維」は非常に豊富に含まれています。
また鉄分,カルシウム,亜鉛,ビタミンB1,ビタミンB6,ビタミンEなども含まれています。
また糖質を多く含まれている「胚乳」を除いているので「低糖質」!
現代のスーパーフードのひとつとして注目が高まっています。
ふすまパンとは?
ふすまパンとは、低糖質で栄養豊富な小麦ブラン(小麦ふすま)を使用したパンのことです。
市販の「低糖質パン」には砂糖や小麦粉も使用されていることが多いのですが
小麦粉を一切使用しない「低糖質パン」に拘っているパン屋さんもあるので
気になる方はチェックしてみてくださいね。
低糖質ふすまパンには腸活に有利な発酵性食物繊維が含まれる
食物繊維の中には大きく分けて水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」があります。その中でも腸内での発酵のしやすさによって「発酵性食物繊維」と「非発酵性食物繊維」に分けることもあります。
小麦ブラン(小麦ふすま)には発酵性食物繊維「アラビノキシラン」が多く含まれます。
小麦ふすまと発酵性食物繊維
小麦ブラン(小麦ふすま)に含まれる発酵性食物繊維「アラビノキシラン」「β-グルガン」は腸内の善玉菌の餌になって発酵し善玉菌が増えることをサポートしてくれる有難い存在なのです。
低糖質ふすまパンについてまとめ
いかがだったでしょうか。小麦粉は糖質が多い「胚乳」を使用しているのに対して、
「低糖質ふすまパン」は表皮(小麦ブラン・ふすま)と胚芽を使用しているので糖質はほとんど
含まれません。また鉄分,カルシウム,亜鉛,ビタミンB1,ビタミンB6,ビタミンEや
発酵性食物繊維を多く含むので善玉菌を増やすサポートにもなり腸活にもなるのです。
ただ、市販の「低糖質パン」は小麦ブラン(ふすま)が含まれている、というだけで「ふすまパン」と表示されている商品や、砂糖やバターはふんだんに使用している商品もあるので本当に糖質制限を目指したい方は気をつけて食品表示を確認してみてくださいね。
ふすまパンと全粒パンの違いは?
ふすまパンは小麦の表皮と胚芽で作られた栄養価が高く低投資なパンです。(糖質の多い胚乳はなるべく使用しない。)
全粒パンは小麦の表皮と胚芽と胚乳(小麦の全部)を使用して作られたパンです。栄養価は高いですが
胚乳も丸ごと含まれるため小麦粉と同様に糖質は高くなります。
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