梅仕事・レシピ集

グルメ

初夏は梅の季節です。梅はすぐに色が変わってしまうので容器や材料を準備してから梅を購入しましょう。

梅シロップ・梅酒レシピ

梅仕事の中で最も簡単で初心者でも始めやすいのが梅酒・梅シロップです。
今回は基本のレシピをご紹介します。慣れてきたら自分好みの味を探求するのも楽しみのひとつですよ♪

基本の梅酒の作り方

材料用意するもの
・青梅 1kg
・氷砂糖 500g~1kg
・ホワイトリカー1.8ℓ
・ボウル
・梅を吹く布・またはキッチンペーパー
・梅のへたをとる爪楊枝
・アルコール消毒液
・熱湯
・保存瓶(3ℓ)

まず、青梅をボウルに入れ優しく洗います。

梅には腐敗する原因となる水分は大敵です。青梅を洗ったら水分を清潔な布巾やキッチンペーパーなどで丁寧にふきとりましょう。その後へたをとります。

後は氷砂糖と青梅を交互に入れていきます。氷砂糖の量はお好みで調節してください。ただ梅のエキスは砂糖の浸透圧で抽出される為、梅の重さの50%程度の砂糖は入れるのが良いでしょう。


後はホワイトリカーを注いで仕込みは完成です♪

1日に一度保存瓶ごとゆすってホワイトリカーと砂糖が均一にまわるようにしましょう。


3か月位から飲めますが1年以上熟成させると味がよりまろやかになります。梅は、そのまま入れっぱなしで冷暗所で保管する人もいますが、せっかく抽出した梅エキスが梅に戻り味が落ちていったりやや苦味が出るので1年程度で取り出すのがおすすめです。その後は保存状態が良ければ何年でも冷暗所で保存できます。

梅酒のバリエーション

梅酒はホワイトリカーでつけるのが一般的ですが20度以上のお酒であればお好みのアルコールでつけることが出来ます。麦焼酎,芋焼酎,ブランデー,ウオッカ,ジンなど自分好みの梅酒を探求してみて下さいね。

(20度未満のお酒で梅酒を作るのは酒税法で禁止されているので必ず20度以上のお酒で楽しんで下さいね)

基本の梅シロップの作り方

材料用意するもの
・青梅 1kg
・氷砂糖
・ボウル
・布巾またはキッチンペーパー
・爪楊枝
・アルコール除菌液
・保存瓶(3ℓ)

お酒が飲めない方やお子さんでも楽しめるのが梅シロップです。アルコールなしで青梅と氷砂糖だけで出来るので、より親しみやすいですよね。暑い夏に炭酸や水で割っても爽やかな風味に癒され、疲労回復や血行促進,美容効果にも最適な梅エキスが美味しく頂けるので夏バテ予防にも良いですね♪

青梅はアクがあるので梅を洗った後に一晩水につけて、よく洗い優しく布巾やキッチンペーパーで水分をふきとりましょう。また梅を2個ほど前日に凍らせておきます。

作り方は、梅酒の時と同じ青梅と氷砂糖を交互に入れていきます。最後に凍った梅を2個ほど上に乗せます。(凍った梅を乗せるとシロップが早く出来上がります)氷砂糖を上にくるようにいれましょう♪

1日,2日でだんだんとシロップが出来てくるので瓶ごとゆすって梅全体にシロップをまわします。

10間~2週間ほどで氷砂糖が完全にとけて梅エキスが出尽くして梅がシワシワになってきます。
この頃から飲めますが2か月位たつと、よりまろやかなシロップが出来上がります。

梅を入れたままなら冷暗所で保存できますよ♪
何年でも保存できると記されている書物も多いですがアルコールが入っていないので1年前後を目安に飲み切るのがおすすめです。

梅シロップのバリエーション

梅シロップは青梅と氷砂糖(梅の重さの70%前後)を消毒した保存瓶に入れるだけで出来る梅エキスを美味しく頂けるさわやかな飲み物ですが、氷砂糖以外でも美味しい梅シロップは出来ます。

梅シロップのバリエーション例「

青梅1kg×三温糖700g
青梅1kg×黒砂糖700g
青梅1kg×ざらめ700g
青梅1kg×はちみつ700g(はちみつは発酵しやすいので泡が出てきたら蓋を開けてガス抜きしましょう)

梅シロップはアルコールが入っていないので気をつけていても発酵が進む場合があります。もし白い泡がたってきたら、一日に二回ほど蓋をあけてガスを抜いてあげましょう。そのままだと蓋からシロップが噴き出すことがあります。

また蓋を開けてアルコールのような匂いがしてきたら「わいてきた」という状態なので青梅を取り出しシロップを加熱して発酵をとめましょう。加熱する場合は沸騰させてしまうと青梅の風味が飛んでしまうので70度前後まで加熱してから鍋ごと氷水で急冷します。

そのまま保存瓶に移し冷蔵庫に保存したら一年を目安に飲み切りましょう。

梅シロップ作りでシワシワになった梅でジャム作り

材料用意するもの
梅シロップに付け込んだ梅 500g
砂糖(梅の40%) 200g
ホーロー鍋や土鍋
ジャムを保存する瓶
アルコール除菌

梅シロップ作りでシワシワになって硬くなった梅も最後もうひと踏ん張り。
少し手間をかけると美味しい梅ジャムが出来上がります♪

作り方は、

1.まずシワシワで硬くなった梅を一晩水につけます。
2.水ごと梅をホーロー鍋か土鍋に入れて ことこと煮込みます。(30~40分煮込むと種と実が分かれるので)柔らかくなったら種と実を外す
3.細かく刻んで鍋に戻し最後に梅の重さの40%程度の砂糖を入れてとろとろになるまで煮込んだら美味しい梅ジャムの完成です。

あらかじめ熱湯消毒とアルコールで消毒した瓶に入れて保存しましょう。梅を余すところなく美味しく頂けます♡

梅しょうゆの作り方

材料用意するもの
青梅 4~5個
お好みのしょうゆ 1カップほど
保存瓶
アルコール除菌

梅仕事をしていると少量梅が余ってしまうこともありますよね。そんな時は少量でも簡単に出来て使い勝手の良い「梅しょうゆ」がおすすめです。

1.青梅は一晩水につけてアクを抜く
2.水気をしっかりと拭いてへたをとる
3.瓶に青梅を入れたら上からしょうゆをそそぐ

1週間ほどで「梅しょうゆ」は食べごろになりまっすが1か月ほどすると梅も「しょうゆ梅」として食べることが出来ます。しょうゆ梅は簡単で美味しいですが「醤油」の風味が落ちないように沢山作りすぎず、少しずつ作って無くなったら醤油を足すのがおすすめです♪

出来た梅しょうゆは「ほうれん草のおひたし」や「焼きナス」「冷ややっこ」など普通にしょうゆと同じように使用しても梅の風味があって美味しいですし、お肉の下味,ドレッシングに使用するのもおすすめです♪

梅しょうゆで付け込んだ「しょうゆ梅」は刻んでおにぎりの具にしたり、ドレッシングに入れたり余すところなく食べることが出来ます。

梅味噌作り方

材料用意するもの
青梅 500g
味噌 500g(お好みの味噌)
三温糖 300g
・鍋(ホーロー鍋や土鍋があると良い)
・保存容器
・アルコール除菌液

時間がある時は少しひと手間かかりますが青梅を加熱して梅肉もエキスも丸ごと頂けることが健康効果が期待される青梅の梅みそを作ってみましょう♪

材料は非常にシンプルで青梅500gに対して同量のお好みの味噌と300g前後の三温糖を用意ます。

1.青梅は一晩水につけてアクをとる。
2.水気をしっかりふき取りへたを取り除く。
3.味噌と三温糖をしっかり混ぜておく
4.しっかり混ぜた味噌と砂糖をお鍋に入れて青梅を入れて焦がさないようになべ底から味噌をよく混ぜながら弱火でじっくり煮る

最初は混ざり合っていない青梅と味噌も、だんだんと梅から水分とエキスが出始めて混ざり合いはじめます。

後は実と種がはずれる位になるまで焦がさないように気をつけながら、弱火でじっくり煮込みます。(40~50分ほど)

柔らかくなったら火からおろしザルなどで裏ごしをして完成です♪

甘くてほんのり梅の酸味が香る味噌はきゅうりにつけて食べても良いし焼きおにぎり,味噌田楽,ホイコーローなどにも使用できますし魚や肉を付け込んで焼いても美味しいんですよ♪

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